中国歴史文化名鎮、国家4A級旅行観光地——龍潭古鎮は酉陽東南部湄舒の傍に位置し、面積は1.5平方キロメートルになっている。以前より「県丞」、「巡検」、「州同」、「県佐」所在地である。古鎮は清代雍正13年（1735年）に再建し、伏龍山の山麓にある二つの龍眼のような汆水洞が常に水を積んで潭を形成し、龍潭と名付けられた。

        現存される3キロの石板街は鏡のようにすりつけられて、玉のように清らかで静寂幽邃で古めかしい海洋生物化石は時に隠れ時に現れている。町のそばに店舗が林立し、街の通りは相互についていて繋がっており、住民はずらりと並んでいる。四合院、印子屋、封火壁、水上家屋は当時建築芸術の高さを代表している。一般の家庭はほとんと「三つ柱四つ騎」、「三つ柱六つ騎」であり、素封家庭は「七つ柱四つ騎」および「四合天井」庭がある。青石柱は古風で飾り気がない典雅的な門を積み重ねて、院内に「中堂」があり、祖先を祭り、賓客を迎え、婚礼と葬式等の大きな行事に使用される。町に沿う底部は木板で改装したり、煉瓦を製造する土で積み上げられた「曲尺カウンター」の上に順次にあめ菓子、ケーキ、ばら酒を置いてある。禹王宮、万寿宮、中山公園等の建築は切り紙細工の横木、絵をかいた棟木もある。昔、春秋閣の公安像前に「一騎だけで顔良の首をはね、河北英雄も肝をつぶす。一振りの刀で魯粛と会い、江南の名士もうつむく」との対句が刻まれいている。専門家学者は古色鎮を考察してから、「古樹、古井、古橋、古埠頭、古建築を一体に形成し、民家と埠頭、会館はお互いに繋がっている。自然の景色が美しい以外、歴史価値も極めて重要なっており、完全に麗江の四方街と匹敵できる」と賞賛していた。「武陵の魂」と呼ばれている。

        古鎮の隣に流れている湄舒河は昔から酉水と繋げて沅江に合流していて、江蘇浙江に通る通路である。雍正末年に土司制度を廃止し、「蛮夷は洞から出ず、漢人は辺地に入らず」との禁令を取消した後、江蘇浙江、湖南広西、重慶等の旅商人は続々と龍潭古鎮に集めてきて、大口の食用塩、綿布等日常用品を運送し、桐、お茶、塗料、辰砂、水銀等特産を輸出していた。江西会館万寿宮、湖南会館禹王宮等は次々と建造され、当地少数民族と漢族の融合を促進している。古鎮の塩商号、商社、店舗は林立し、「貨龍潭」との称号がある。抗日戦争期間、龍潭古鎮は敵に占領された民衆の戦争非難後方になり、町にいる商人は雲の如く集まり、人家が密集し、龍潭古鎮に一時的に全国まで名を馳せさせて、「小南京」と呼ばれていた。

        龍潭古鎮は傑出した人物が出てその土地が有名になって、革命先駆の趙世炎、元北京市第一副書記の劉仁、孫中山大統領政府秘書、同盟会員の王勃山、瞿秋白夫人の王剣虹等情深く高い志を持った人はここに誕生した。有名作家の沈従文は20世紀20年代に龍潭に住んでいて、18歳の怪しい「女匪賊の頭」王小妹のような人の心を揺さぶるストーリーを書いて、彼は作品の中に数回で龍潭古鎮の自然風光および歴史文化を描いていた。有名女性作家の丁玲は王剣虹を原型とし処女作の『夢珂』を創作し、古色蒼然としている龍潭中学を描いた。有名な芝居作家の田漢は彼が龍潭に離れた時に「酉陽孤塔は山の雲霧に隠れて、巨石が天を支えて探索できず。道を聞かば鯉は数尺で、釣竿を持って何時かに龍潭で釣る」との七言絶句を吟誦し、龍潭古鎮に大して〕恋々として思い切れなく別れを惜しむ感情を表していた。