阿蓬江峡谷
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        阿蓬江は湖北北利川に起源し、わが国における唯一の東から西へ向かって流れる河流であり、峡谷は酉陽県境域内に広々としてした嶺、両征、龔灘三郷(鎮)に流れて、河流の長さは75キロメートルで、ここに切り立っている山、秀麗の河流、険しい灘、奥深く静かな山あい、旧い洞、盛んでいる森、もの珍しい泉、奥深くひっそりしている峡谷、急流と危険な早瀬、豊かな植被、まれに見る巨型隙間の噴泉、及びしなやかで美しい民族風情は、阿蓬江大峡谷における大いに異彩を放っている風景特徴を構成し、観光客の詩歌によると、黄水の風曇は空中より上がって、烏江画廊は隆盛していると言われている。これはわが国においてめったにないすっきりしていて美しい河流の一つとなっている。

        東から西へ向かって流れる阿蓬江は唐岩河とも言い、道中に荒れ果てて人が住んでおらず、そこにいく人も滅多にいない。峡谷の景観は原始と奇特、荒々しく雄大で美しくて、力強くぬきんでおり、特殊の重々しい感じ及び滄海変じて桑田となる感じに富んでいる。連峰段差は一般的に500メートルであり、最高点は千メートル余りに達し、両岸は絶筆となり、山が連綿と続き、天空や日光を遮蔽しており、はかり知れないほど深遠である。「深山の玉をはめ込んだ帯、ミャオ族の符号」と呼ばれている。神亀峡、燕子岩、三郎峰、彩にじ山、薄刀嶺、石丘田、仙人碑、紅軍渡、観天坪、阿蓬坐仏、猿人泰山、仙人橋脚、仏山雲海、蔡龍洞および峡江温泉等有名的な「蓬江十五景色」がある。

        峡谷全行程に蒼山はおしろいとまゆ墨のようで、江水は青々として、岩は門のようで、絶壁は画のようで、両岸のイスノキ木は白い絹紐のようで、竹はカーテンのようである。カルスト地形は成長し、形態はきわまりなく、奇特で姿の多様な露出するカルストはカルスト景観を形成している。観光地植被ははなやか、珍しい動植物種類は沢山あり、生物は多様化し、生態はとてもよくなっている。神秘的な岩石の棺おけ墳墓を加え、わが国にある僅かの四つ空腹式動力発電所の一つである大河口水力発電所は、観光地内に原始的な峡江、温泉、鐘乳洞、間欠泉、天生橋、じょうご、地下水流、掛けられた棺おけとの八大特色を一体に集めて、自然景観と人文景観は互いに照り映えて、歴史の沈殿と現実の写実描写は〉両々相まってますますよい効果を収め、伝統文化と現代文化を有効的に融合している。阿蓬江峡谷は「山は灕江ではないが、水は灕江より優れている。山は三峡ではないが、水は三峡より優れている」との美名を得ている。国内外に渡った観光客はこの上ない優れたものを見たと賛嘆し、遊びにふけりおぼれて家に帰るのを忘れている。観光地の大河口は風景が秀麗、気候は人によい感じを与え、晴れ日に空が高く天気がさわやかで、松柏の類はみめうるわしくなっており、きらきらと光り輝く彩雲は洒湖の中に収め、温暖に満ちている。雨天、黒雲を茂みとし、雨のカーテンは垂れ下げて、山の風は温かく巻いてきて、霧の熱気が立ち上って、漂いながらゆるやかにたちのぼって、山岳の形は高くなったり低くなったり起伏し、互いに引き立て合いながら姿が出て、まるで洞天福地のようである。

        観光地内の石泉ミャオ寨は西暦1510年に初めて建造され、今になって既に500年あまり歴史を持っている。重慶市は今まで発見された一番大きいミャオ寨および中国において最初の伝統村落であり、古寨は上中下との三つの寨として分かられ、1000株あまりの古樹、500箇所の段々畑および満山に青緑の竹より緊密的に囲まれており、寨の中に70軒あまりの木造民家があり、全ては氏が石となっている。「最も原生態の古色ミャオ寨、独特なミャオ族古色民家の生きた化石」と呼ばれている。四方八方から「郷愁を求め、古韵を味わい、風情を鑑賞し、峡谷に遊覧する」とのレジャー、リゾートためのずば抜けてすぐれている旅行地となっている。


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